百田尚樹の若い頃とは?ナイトスクープ作家時代の意外な経歴と秘蔵話
長年テレビの裏方として活躍した百田に、人生最大の転機が訪れたのは50歳の時だった。2006年、小説『永遠の0』を発表し、遅咲きの小説家デビューを果たす。
当初、出版業界での注目度は決して高くなかった。しかし、読者の口コミから火がつき、数年をかけて空前の大ヒットを記録する。太平洋戦争末期の特攻隊員を描いたこのデビュー作は、映画化もされ日本中を涙させた。
勢いは止まらない。出光興産の創業者をモデルにした壮大な歴史小説『海賊とよばれた男』で本屋大賞を受賞。50代にして文壇の頂点へと駆け上がった背景には、放送作家として培った「読者を途中で飽きさせないページターナーの技術」が遺憾なく発揮されていた。