バカ殿のおっぱい露出はなぜ許された?お風呂コントと規制の真相
2000年代半ばを過ぎると、テレビ業界を取り巻くコンプライアンス環境は急速に激変します。放送倫理・番組向上機構(BPO)への視聴者意見の増加や、スポンサー企業によるブランドイメージ保護の観点から、ゴールデン帯における性的描写や過激な身体接触コントに対する風当たりが強まりました。
バカ殿様もその影響を直接受け、年を追うごとに肌の露出面積は減少。名物のお風呂コントでも水着の着用や湯船の泡を増量するなどの配慮がなされ、2010年代に入ると直接的な胸の露出演出は完全に姿を消すこととなりました。
番組側はこれに対し、言葉遊びやゲストとの本格的なトーク、古典的な泥棒コントや家老との掛け合いに重きを置くスタイルへとシフトしていきました。過激な演出に頼らずとも成立する志村コントの強固な土台があったからこそ、規制強化後も晩年まで特番として愛され続けることができたといえます。