ボディビルダーの体脂肪率は限界3%?命がけの過酷な減量と衝撃の真相
一口にコンテストといっても、カテゴリーによって求められる体脂肪率や質感には明確な違いがあります。近年特に人気の高い3つのカテゴリーを比較してみましょう。
最も筋肉量と極限の絞りが求められる「オープンボディビル」では、皮下脂肪を極限まで削ぎ落とした3〜4%が勝敗を分けます。全身の皮膚が薄紙のようになり、筋肉の溝の深さ(セパレーション)が露わになります。
一方、古き良き時代の均整美を競う「クラシックフィジーク」では、単に痩せこけるのではなく、筋肉の張り(筋肥大感)とウエストの細さの対比が評価されます。そのため、体脂肪率は4〜6%程度がベストコンディションの目安です。絞りすぎによって筋ボリュームが失われると、かえって評価を下げる原因になります。
そして、ビーチで映える爽やかな肉体美を競う「メンズフィジーク」では、上半身のVシェイプが重視されます。過度な筋線維の露出よりも丸みとアウトラインの美しさが優先されるため、体脂肪率は5〜8%程度に設定されるケースが一般的です。競技ごとのコンセプトによって、目指すべき体脂肪率の着地点は戦略的にコントロールされています。