虫歯じゃないのに歯の激痛?3割潜む意外な病名と夜間の緊急対処法

虫歯じゃないのに歯の激痛?3割潜む意外な病名と夜間の緊急対処法についての真相をご紹介します。

Q1:市販のロキソニンを飲んでも激痛が治まらないのは、薬に耐性がついたからでしょうか?
A1:薬への耐性ではなく、痛みの発生機序がロキソニンの標的(プロスタグランジンによる末梢の炎症)と一致していない可能性が高いです。三叉神経痛などの神経障害性疼痛や筋肉の攣縮、血管拡張による痛みには、抗てんかん薬(カルバマゼピン)やトリプタン系薬剤、筋弛緩薬など、全く異なる作用機序の処方薬が必要となります。

Q2:ストレスだけで夜も眠れないほどの激しい歯痛が起こることは医学的にあり得ますか?
A2:十分にあり得ます。慢性的なストレスは脳内の下行性疼痛抑制系(痛みのブレーキ機能)を破綻させ、通常では感じないようなわずかな刺激を激痛として脳に認識させます。また、無意識の強い食いしばり(TCHやブラキシズム)が咬筋の過度なスパズム(痙攣)を引き起こし、それが歯の激痛として知覚されるケースも臨床で多発しています。

Q3:歯科医院に行ったら「虫歯はない」と言われましたが、痛みで気が狂いそうです。次に取るべき行動は?
A3:処置を急いで抜歯などを依頼するのは絶対に避け、歯科医師に紹介状(診療情報提供書)を依頼してください。その足で大学病院の「口腔顔面痛外来」や、症状に応じて「脳神経外科」「耳鼻咽喉科」を受診してください。紹介状があれば、これまでのレントゲン結果や臨床所見を共有でき、迅速かつ正確な精密検査へと繋がります。

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