春日部駅高架化はいつ完成?遅れた理由と2026年現在の進捗を現地追跡
「春日部の踏切待ちで遅刻した経験がない市民はいない」——そう語られるほど、現場の東西分断は深刻でした。駅のすぐ南側に位置する「伊勢崎線第124号踏切(富士見町踏切)」や、北側の野田線踏切では、平日朝のラッシュピーク時に遮断機が1時間のうち40分以上下りたままになることが常態化していました。
踏切前に連なる路線バスや一般車の列、遮断機が上がったわずか十数秒の隙を縫うように渡る歩行者や自転車の混濁。地元コミュニティやSNS上には、数十年にわたる苦渋の体験談が蓄積されています。
「ベビーカーを押して西口から東口へ渡ろうとすると、エレベーターのない地下道を使うか、いつ開くかわからない踏切で排気ガスを浴びながら立ち往生するしかなかった」(30代女性・市内在住)
「救急車がサイレンを鳴らしているのに、踏切が閉まっていて迂回を余儀なくされる光景を何度も見た。東西の分断は単なる移動の不便ではなく、命に関わる問題だった」(50代男性・自営業)
現在供用されている仮設ホームや仮跨線橋については、「階段の昇降が増えて乗り換え移動が少し遠くなった」「導線が狭くなった」という過渡期特有の不満の声も一部で聞かれます。しかし、仮線切替が実際に完了したことで「いよいよ本当に開かずの踏切が消えるんだという実感が湧いた」という前向きな受け止めが市民の圧倒的多数を占めるようになっています。