風邪で目が赤いのはなぜ?充血の正体とプール熱・受診目安を解説
一般的な呼吸器系の風邪に伴う軽度の充血と、医療機関での厳重な管理が必要なウイルス性結膜炎には、いくつかの明確な見分け方があります。チェックすべきは「目やにの状態」「痛みの強さ」「発症の広がり方」です。
普通の風邪に伴う一過性の充血であれば、涙目程度で目やにはサラサラとしており、風邪の回復とともに数日で引いていきます。一方で、アデノウイルス等による結膜炎の場合、朝起きると目やにで上下のまぶたが張り付いて開かないほど粘り気のある目やにが大量に出ます。
また、「最初は片目だけが充血し、数日遅れてもう片方の目も赤くなる」という経過をたどる場合、ウイルス性結膜炎の可能性が極めて濃厚です。患者が無意識に患部を触り、その手を介して反対側の目にウイルスを運んでしまうために起こる典型的な感染パターンです。ゴロゴロとした強い異物感や目の痛みを伴う場合は、角膜に炎症が及んでいる(角膜炎)恐れがあるため放置は禁物です。