鬼滅の刃の全呼吸一覧と派生図を徹底解剖!最強の型と誕生の真相
主人公・竈門炭治郎が受け継いだ「ヒノカミ神楽」。その正体こそが、戦国時代に断絶したはずの日の呼吸そのものでした。鬼舞辻無惨と黒死牟によって日の呼吸の使い手は徹底的に根絶やしにされましたが、縁壱の友であった竈門炭吉の家系に、神楽舞と耳飾りという「祈りの儀礼」としてカモフラージュされ、四百年以上にわたり完全な形で伝承されていたのです。
日の呼吸(ヒノカミ神楽)全型一覧
日の呼吸は、自然界を照らす太陽の運行や光の性質を模した十二の型と、それらを連続させて完成する最終形態から成り立っています。
- 壱ノ型 円舞(えんぶ):両手で刀を振り下ろす鋭い弧を描く一撃。炭治郎が那田蜘蛛山で初めて披露した原初の一太刀。
- 弐ノ型 碧羅の天(へきらのてん):円を描くように空へと向けて刃を切り上げる技。無限列車編で炭治郎が魘夢の頸を断ち切った決定打。
- 参ノ型 烈日紅鏡(れつじつこうきょう):左右対称に赤い円弧の軌跡を描き、広範囲の攻撃を切り裂く迎撃技。
- 肆ノ型 幻日虹(げんじつこう):高速の捻りと回転による残像を利用した回避特化の技。視力の優れた相手ほど捉えきれなくなる。
- 伍ノ型 火車(かしゃ):敵の背後へ宙返りしながら飛び越え、空中で刃を放つ立体的な強襲技。
- 陸ノ型 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう):激しい回転斬撃で、鬼に灼けるような激痛と再生遅延を与える攻撃。
- 漆ノ型 陽華突(ようかとつ):上方に向かって繰り出す強烈な突き技。威力を一点に集中させる。
- 捌ノ型 飛輪陽炎(ひりんかげろう):刃の切っ先が揺らぎ、刀身のリーチが伸びたように錯覚させる幻惑の斬撃。
- 玖ノ型 斜陽転身(しゃようてんしん):空宙へと身を翻し、水平方向に横薙ぎの斬撃を見舞う技。
- 拾ノ型 輝輝恩光(ききおんこう):地を這うような突進から、螺旋を描くように上空へ斬り上げる強烈な技。
- 拾壱ノ型 日暈の龍 頭舞い(ひのかさのりゅう あたままい):龍が舞うような身のこなしで高速移動し、複数の敵を一瞬で連続両断する奥義。
- 拾弐ノ型 炎舞(えんぶ):円舞の二連撃。縦方向から即座に水平斬りへと繋ぐ流麗なコンビネーション。
- 拾参ノ型(名称なし):壱ノ型から拾弐ノ型の十二の技を淀みなく円環のように永遠に繰り返し繋ぎ合わせる技。鬼舞辻無惨の体内にある十二の心臓と脳を同時に攻撃し続けるために縁壱が編み出した、真の日の呼吸の極致。
ヒノカミ神楽と日の呼吸における「動作の差異」
作中で炭治郎が気付いた通り、竈門家に代々伝わっていたヒノカミ神楽には、長い伝承の過程でわずかな「無駄な動作」が含まれていました。縁壱の剣技は寸分の狂いもない完全無欠の無駄のない動きでしたが、炭吉が神楽として再現し継承する中で、呼吸を止めずに一晩中舞い続けるための「儀礼的工夫」が加わっていたのです。
無惨との最終決戦において、炭治郎は先祖の記憶を通じて縁壱本人の太刀筋を視ることで、神楽の動きから手首の角度や足の運びの誤差をミリ単位で修正し、真の「日の呼吸」へと昇華させました。