【実は野菜Ng】ショウリョウバッタの餌は何?餓死を防ぐ身近な草を徹底解説
【実は野菜Ng】ショウリョウバッタの餌は何?餓死を防ぐ身近な草を徹底解説とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
「バッタ=葉野菜なら何でも食べる」という認識は、昆虫飼育における最も危険な誤解のひとつです。トノサマバッタやオンブバッタが比較的幅広い植物(広食性)をかじるのに対し、ショウリョウバッタはイネ科植物に極端に特化した「狭食性(単食性)」を持っています。
ショウリョウバッタの口器(大顎)は、イネ科植物特有の硬いケイ酸(ガラス質成分)を多く含む平行脈の葉を縦方向に効率よく切り裂いて噛み砕く形状に進化しています。キャベツやレタス、キュウリといった水分の多い網状脈の葉を与えても、味覚受容器が「食物」と認識しないため、目の前にあっても一切口をつけません。
仮に飢餓状態に追い込まれて野菜をかじったとしても、消化器官が野菜の繊維や成分を分解・吸収するように設計されていないため、下痢を起こすか栄養失調に陥り、数日以内に命を落とす結果となります。飼育を始める大前提として、「人間用の野菜は餌の代用にならない」という事実を厳格に把握しておく必要があります。