韓国起源説に対する中国の反応と真相|キムチや漢服論争の深層
韓国起源説に対する中国の反応と真相|キムチや漢服論争の深層の注目されている理由を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
中国世論において「韓国が中国文化を横取りしようとしている」という確信を植え付けた最大の原因が、いわゆる「孔子韓国人説」や「漢字韓国起源説」といった極端な言説です。しかし、これらを客観的に検証すると、驚くべき情報歪曲のプロセスが見えてきます。
ソウル大学の教授が「孔子は朝鮮民族の末裔であると発表した」という噂は、2000年代中盤に中国の主要ポータルサイトや台湾の報道機関を通じて爆発的に広まりました。しかし、名指しされた教授自身やソウル大学側は「そのような研究を発表した事実は一切ない」と公式に全面否定しています。実態は、個人の荒唐無稽なブログ投稿やネット掲示板の書き込みが、あたかも韓国の定説であるかのように誇張報道されたものでした。
同様に、漢字の起源を巡る言説についても、韓国の学術界や公的機関が「漢字は韓国人が作った」と主張した事実はありません。古代の東夷族と朝鮮民族を無理に関連付けた極端な在野史学者の主張を、一部のメディアが「韓国全体の総意」としてセンセーショナルに切り取った結果、中国ネットユーザーの猛烈な怒りを買ったのが真相です。
問題は、一度感情的な火がついた言説は、後から誤報やデマであることが証明されても鎮火しないという点にあります。中国のサイバー空間では「韓国ならやりかねない」というステレオタイプが強固に形成され、真偽不明のフェイクニュースが自浄作用なく消費され続けています。