Imaxとは何が違う?通常上映・4Dxとの差や追加料金の価値を徹底解剖
IMAX(Image MAXimumの略)とは、カナダのIMAX社が開発した映画上映システムです。1970年の大阪万博で世界初の技術が公開されて以降、進化を重ねてきました。一般のシアターとの最大の違いは、「映画を観る」のではなく「映画の中に入り込む」ことを目的に劇場全体が設計されている点にあります。
一般的な映画館では、既存の部屋に四角いスクリーンとスピーカーを配置した構造が主流です。一方、IMAX認証を受けた劇場では、スクリーンの湾曲度合い、床の傾斜角、壁面の吸音特性、座席から画面までの距離が数学的に緻密に計算されています。通常の上映規格(シネマスコープサイズなど)では上下がカットされる場面でも、IMAXカメラで撮影された作品であれば、天地に映像が大きく拡張され、最大で約40%も多くの映像情報が視界に飛び込んできます。
さらに、映像を映し出すプロジェクターには独自の特許技術が投入されています。現在主流となっている「IMAXレーザー」では、従来のキセノンランプと比べて圧倒的な高輝度とハイコントラスト(漆黒から強烈な光までの階調表現)、豊かな色域を実現。微細な砂塵の舞い上がりから夜の闇に浮かぶ表情まで、監督が意図したディテールを一切損なわずに再現します。