漆喰とは何か?職人が明かす100年持つ理由と珪藻土との本当の違い
コストを抑えつつ自然素材を取り入れたい層の間で、漆喰壁のDIY施工が定着しています。現在はホームセンターや通販で手に入る「練り済みペーストタイプ」が普及しており、初心者でも扱いやすい環境が整っています。
DIY施工の成否を分けるのは丁寧な下地処理と養生(マスキング)です。既存の壁紙の上から施工する場合は、めくれているクロスを補修し、専用シーラーをしっかり塗布してアク止めを行います。コテ板に少量の漆喰を取り、上から下へ、一定の力加減でコテを滑らせていくのが美しい陰影を生み出すコツです。
日常のメンテナンスに関しては、手垢などの軽い汚れなら消しゴムやメラミンスポンジで軽くこするだけで落とせます。ひび割れや深い傷が生じた場合も、補修用の漆喰を指先やヘラで埋め込み、スポンジで表面をぼかすだけで素人でも目立たなく補修が可能です。壁全体を張り替える必要がなく、部分補修で何十年も維持できるメンテナンス性の高さは、漆喰ならではの利点と言えます。