狐の窓の正しいやり方と呪文|覗くと危険?手の組み方と伝承を解説
狐の窓は単に指を組むだけでなく、特定の言霊(ことだま)を乗せることで結界としての効力を発揮すると信じられてきました。伝承によって細部の言い回しは異なりますが、最も広く知られている代表的な呪文は以下の通りです。
「けしやうもの(化生もの)か、ましやうもの(魔生もの)か、正体をあらわせ」
あるいは、古歌を引用した次の歌を3回小声で唱える伝承も存在します。
「けしやうもの けしやうもの 狐の窓から覗いてみれば まことの姿があらはれる」
「化生(けしょう)」とは、本来の姿を偽って人や物に化けている妖怪や怪異を指す仏教・陰陽道由来の言葉です。窓越しに対象を捉え、この呪文を静かに3度唱えることで、相手の幻術を破り、隠された本性を暴くスイッチが入るとされています。