中学聖日記はなぜ気持ち悪いと炎上?批判の理由と結末の真相を徹底解説
序盤の猛烈な逆風を跳ね返し、視聴率を右肩上がりに押し上げた要因は、主演・有村架純の繊細な演技と、新人・岡田健史の圧倒的な原石感にありました。
清純派からの脱却を果たした有村架純の演技力
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で国民的人気を確立した直後、あえてこのリスキーな役柄に挑んだ有村架純の覚悟は、関係者の間でも高く評価されました。聖という女性は、決して芯の強いヒロインではなく、自己肯定感が低く、周囲の期待に応えようとして息切れしてしまう不器用な人物です。有村は、理性を保とうとしながらも晶の真っ直ぐな瞳に引き込まれていく教師の揺らぎを、微細な表情の変化や視線の彷徨で見事に演じ切りました。
異例の大抜擢からスターダムへ駆け上がった水上恒司
当時、芸能界入りしたばかりで演技経験が全くなかった岡田健史(現・水上恒司)のキャスティングは、本作最大の勝因となりました。1年がかりのオーディションで約500人の中から選ばれた彼の放つ「未完成ゆえの鋭利な輝き」は、計算された芝居では決して出せない思春期の残酷さと純粋さを体現していました。第1話では「怖い」と評された彼の一途な眼差しは、高校生編へと物語が進むにつれて「圧倒的な男らしさと色気」へと昇華し、第10回コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞を受賞するなど、俳優としての評価を不動のものにしました。