京王線急行が激減した理由とは?停車駅の比較と2026年ダイヤの真実
急行という名前の響きだけで列車を選んでいると、思わぬ時間的損失を被ることがあります。現場観察から浮かび上がった、利用者が陥りがちな「3つのトラップ」を提示します。
第1の盲点は、桜上水・つつじヶ丘・東府中以外の駅を利用する際の所要時間差です。例えば府中や調布へ向かう際、目の前に急行が先に来たとしても、後から発車する特急が途中で追い抜かないダイヤであっても、駅ごとの停車時間や加減速の回数が多いため、体感的な疲労度が増します。特につつじヶ丘や桜上水での接続待ちにより、ドアが開いている時間が長く、冬場の冷気や夏場の熱気に晒されやすいデメリットがあります。
第2の盲点は、仙川駅利用者の乗り間違いです。急行は仙川を時速80km以上で通過します。しかし、区間急行は仙川に停車するため、「急行と名の付く電車なら仙川に停まるだろう」と誤認して乗車し、千歳烏山からつつじヶ丘まで運ばれてしまうケースが後を絶ちません。白百合女子大学などの通学客や買い物客が誤乗する光景は、千歳烏山駅のホームで日常的に見られる光景です。
第3の盲点は、都営新宿線直通列車の「種別変更トラップ」です。新線新宿を出た段階では「急行」と表示されていても、笹塚や調布で種別が「各駅停車」や「快速」に化ける列車が存在します。車両のフルカラーLED行先表示に「調布から各駅停車」と小さく案内されていても、見落として乗車し、「途中で急行運転が終わって各駅に停まり始めた」と焦る乗客が少なくありません。