コウノドリと神奈川県立こども医療センターの真相!ロケ地と監修の裏側

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ドラマ『コウノドリ』のメイン舞台となった「聖ペルソナ総合医療センター」。視聴者の間で「神奈川県立こども医療センターがそのまま撮影場所になったのでは」という説が広く囁かれていますが、実際のロケ地事情はより緻密に分担されていました。

病院の外観やエントランス、広大な廊下のシーンなどで主にロケ地として使用されたのは、厚木市立病院(神奈川県厚木市)や成田赤十字病院(千葉県成田市)などの一般総合病院です。これに対し、神奈川県立こども医療センター(横浜市南区六ツ川)は、重症度の高い新生児が多数入院している高度専門医療機関であるため、感染症対策や患者のプライバシー保護の観点から、稼働中のNICU病室を長時間のドラマ本編ロケに直接明け渡すことは物理的に不可能でした。

では、なぜ「ロケ地」としてこれほど強く認知されているのでしょうか。公式記録や関係者の証言によると、同センターは新生児科病棟の細部再現セットの完全設計協力、一部の管理エリアや研修施設での撮影協力、そして何よりもキャスト陣が現場の空気を叩き込むための「長期現地研修の舞台」として全面協力していたからです。美術スタッフは同センターのNICUの寸法、保育器の配置間隔、モニターの配線ルートまでミリ単位で実測し、緑山スタジオ内に本物と見紛う完璧なセットを構築しました。画面に映っていた空間は、神奈川県立こども医療センターの現場そのものが移植されたクローンだったわけです。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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