レインボーベビーとは?言葉の由来と親が抱く葛藤、周囲の配慮マナー
家族心理学や終末期・喪失心理学において、近年提唱されているのが「継続する絆(Continuing Bonds)」という理論です。従来の精神分析のように「喪失を受け入れて過去を断ち切る(モーニング・ワークの完了)」ことを目指すのではなく、亡くなった対象との内的なつながりを保ちながら、新しい現実を生きていくアプローチを指します。
周産期喪失の専門カウンセラーは、レインボーベビーを迎える家庭において以下の判断基準と心構えが有益であると助言しています。
【当事者が言葉や概念と向き合う際の指針】
- 言葉を使うことが力になる人:同じ境遇の仲間とつながりたい人、自分たちの歩んできた過酷な道のりを誇り、希望の象徴として前を向きたい人。
- あえて言葉を使わないほうが良い人:亡くなった子と新しく授かった子を比較されたくない人、物語化されることに息苦しさを感じる人、周囲からの過剰な詮索を避けたい人。
大切なのは、他人が貼ったラベルに自らの感情を無理に当てはめないことです。悲しみと喜びは相反するものではなく、ひとつの心の中で同時に存在して構いません。