麻生太郎のコートはどこのブランド?マフィア風の着こなしと仕立ての真相
麻生氏のコートスタイルが世界規模でバズを引き起こす決定打となったのが、2013年2月にロシア・モスクワで開催されたG20(財務相・中央銀行総裁会議)への出発時および現地到着時の姿でした。黒のロングコートの襟を立て、高級フェルトハットを斜めにかぶり、首元にはストールを巻き、片手をポケットに入れて颯爽と歩く姿が報道写真として配信されると、瞬く間に世界を駆け巡りました。
米大手金融メディアのブルームバーグやシカゴ・トリビューン紙などは、「まるで映画『ゴッドファーザー』のギャングスター」「日本の財務大臣が圧倒的な存在感でモスクワに降り立った」と大きく報道。海外のソーシャルメディア上でも「マンガや映画のボスキャラクターそのもの」「これほどクラシックな装いを着こなせる現役の政治家が他にいるだろうか」と、驚嘆と賞賛の声が殺到しました。
日本国内のネット上では一部で「マフィアのようだ」と揶揄する声も上がったものの、海外のファッション評論家やジャーナリストたちの反応は極めて好意的でした。単なる奇抜なコスプレではなく、英国の伝統的な紳士服のルール(サヴィル・ロウの美学)を完璧に理解した上での着こなしであることが、目の肥えた海外識者たちを唸らせた要因です。