伝説のフレンチ歌姫シェイラの現在!波乱の半生と代表曲の軌跡
シェイラ(本名:アニー・シャンセル)のキャリアは、1962年のシングル「Sheila」での鮮烈なデビューから幕を開けました。当時フランス全土を席巻していた若者文化「イエエ(Yé-yé)時代」の象徴として、ツインテールにチェックのスカートというキュートなスタイルで登場した彼女は、瞬く間に同世代のファッションリーダーとなります。
1963年に発表した「恋のおけいこ(L'école est finie)」は、フランス国内だけでミリオンセラーを記録する歴史的大ヒットを達成。フランスのラジオから彼女の歌声が流れない日はないと言われるほどの社会現象を巻き起こしました。シルヴィ・ヴァルタンやフランス・ギャルと並び、フレンチポップスの黄金期を支えるトップアイコンとして不動の地位を築いたのです。
しかし、彼女の真骨頂は単なるアイドルにとどまらない大胆な自己変革にありました。1970年代後半、彼女はディスコグループ「シェイラ&B.デヴォーション」を結成。かつての清純派イメージを脱ぎ捨て、近未来的な衣装をまとった「スペースドール」として世界中のダンスフロアを熱狂させます。シックのナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズがプロデュースを手掛けた楽曲群はヨーロッパ全土やアメリカのビルボードチャートをも賑わせ、彼女はグローバルなディスコスターとしての名声を確立しました。