なぜ「北海道の木彫りの熊」がかわいい?発祥地の秘話とおしゃれ活用法
では、クセのある木彫り熊を、自分の部屋に「古臭く見せず、洗練されたアクセント」として飾るにはどうすればいいのだろうか。インテリアのプロが実践しているスタイリングの裏ワザを紹介しよう。
第一のコツは、「異素材・現代家具とのミックス&マッチ」だ。和室や重厚な木製家具の上にポンと置くと昭和の雰囲気が強くなりすぎてしまうが、あえて無機質なスチールラック、ガラス天板のテーブル、あるいは洗練された北欧ヴィンテージのシェルフの上に配置する。すると、木彫り熊のぬくもりが空間の絶妙なハズシ(崩し)として機能し、一気におしゃれなこなれ感が生まれる。
第二のコツは、「観葉植物や洋書と組み合わせる」こと。大きなフィカスやモンステラの鉢植えの根元にちょこんと忍ばせたり、海外の洋書やアートブックを積み重ねた上にオブジェとして載せたりすると、まるで海外のコレクターズハウスのような佇まいになる。Instagramの投稿でも、グリーンと木肌の質感を組み合わせたスタイリングが特に高い人気を集めている。
骨董市や古道具店でお気に入りの個体を探す際は、底面の刻印や木目の表情、そして何より「目が合ったときのインスピレーション」を大切にしたい。オイルで定期的にお手入れをしながら経年変化を楽しめるのも、無垢の木で作られた民藝品ならではの醍醐味だ。