王監督の軌跡と現在|激闘の歴史と名言に学ぶ不屈のリーダー論
王監督の人生における最大の試練の一つが、病魔との戦いでした。
2006年の胃全摘手術と現場への執念
WBC世界一を達成したわずか数カ月後の2006年7月、定期健診で早期の胃がんが発見されました。チームの指揮を一時離れ、胃の全摘出手術を受けるという重篤な事態に見舞われます。
術後は体重が激減し、体力の低下は避けられませんでしたが、懸命なリハビリを経て翌2007年の開幕戦で見事にグラウンド復帰を果たしました。病床にあっても「グラウンドに戻ることだけを考えていた」と語るプロフェッショナリズムは、多くの人々に勇気を与えました。
家族の支えと新たな伴侶との再婚
私生活では、長年連れ添い王氏を陰で支え続けた恭子夫人が2001年に他界。深い悲しみに暮れる中、3人の娘たちをはじめとする家族の支えが心の拠り所となりました。
その後、2018年には長年交際を続けて生活と健康を献身的に支えてきた一般女性との再婚を発表。80歳を手前にして人生の伴侶を得たことは、公私ともに穏やかで充実した晩年を過ごす大きな支えとなっています。