北斗の拳シュウの最期と盲目の理由|聖帝十字陵に散った仁星の真実

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世紀末が訪れ、核の炎によって文明が崩壊した後、南斗六聖拳の「将星」を司るサウザーは自らを「聖帝」と名乗り、子どもたちを強制労働させて己の権力の象徴である「聖帝十字陵」の建設を強行します。これに対し、子どもたちの未来を守るべく反旗を翻したのが、レジスタンスの指導者となったシュウでした。

しかし、宿敵サウザーの残虐非道さはシュウの想定をはるかに凌駕していました。レジスタンスの隠れ処が突き止められ、捕らえられた多数の幼い子どもたちやレジスタンスの仲間たちの命を盾に取られたシュウは、反撃の手を完全に封じられます。さらにサウザーは、足技を生命線とする南斗白鷺拳の伝承者であるシュウに対し、両脚の腱を切り裂くという極限の凌辱を加えました。

その上でサウザーが突きつけた条件こそが、「十字陵の頂上に据える巨大な聖石を、自らの背で運び上げること」でした。一歩踏み外せば石の下敷きとなって即死するほどの重量と傾斜の中、腱を切られた両脚から血を流し続けながら、シュウは子どもたちの命を救うためだけに頂上を目指して一段一段石段を登り続けたのです。このあまりに過酷な責め苦と、それを受け入れるシュウの気高さは、作中屈指の緊迫感を生み出しました。

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