パラオ国旗はなぜ日本と似てる?親日説を作者が否定した衝撃の真相

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パラオの国旗がどのような経緯で誕生したのかを知るには、同国が主権を確立していく歴史の歩みを確認する必要があります。パラオはスペイン、ドイツの統治を経て、第一次世界大戦後の1920年から国際連盟の委任統治領として日本の管轄下に置かれました。第二次世界大戦後はアメリカの信託統治領となりましたが、1981年1月に自治政府「パラオ共和国」が発足し、1994年10月に完全独立を果たしました。

国旗のデザインが公募されたのは自治政府発足に先立つ1979年のことです。国内外から集まった1,000点以上の応募作品の中から選ばれたのが、当時パラオで活動していたジョン・ブラウ・スキーボング(John Blau Skebong)氏の作品でした。このデザインに込められた公式な意味は、以下の2点に集約されます。

  • 地色の青(ライトブルー):パラオを取り囲む広大な太平洋を表すとともに、外国による長年の信託統治を脱し、自らの主権を回復した「自由と独立」の象徴。
  • 黄金色の円(イエロー):夜空を照らす「満月」を象徴。パラオの伝統文化において、満月は収穫や豊漁、平和、愛、そして人々の活動が最も調和する極めて神聖かつ吉祥のシンボル。

パラオの人々にとって満月は、古来よりカヌーの航海や祭事、共同体の対話を行う上で最も適した神聖なタイミングとされてきました。すなわち、パラオ国旗の青と黄色の意味は、彼ら自身の風土、文化、そして悲願であった独立の誇りを純粋に視覚化したものなのです。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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