矢沢永吉を支えた妻マリアの真実!自伝『成りあがり』全貌と絆
矢沢永吉の人生における最大の試練といえば、1990年代に発覚した約35億円に上る巨額詐欺被害事件だろう。信頼していたスタッフの裏切りによって突如として背負わされた途茫もない負債。誰もが絶望するような状況にあって、矢沢は「逃げない」という道を選んだ。
この想像を絶する絶望の淵で、彼を支え切ったのがマリア夫人だった。責めることなく、うろたえることもなく、ただ静かに夫の決断を信じ抜いた。果敢なライブツアーと地道な返済計画によって、彼は数年かけてこの巨額な債務を完済してみせる。日本の音楽業界史に語り継がれる奇跡の逆転劇の陰には、揺るぎない二人だけの信頼の絆が存在していた。