陸産貝類の驚異的生態と危険性|寄生虫の真相から固有種の危機まで徹底解剖
Q1:庭で見かけたカタツムリを素手で触ってしまいました。すぐに病院へ行くべきですか?
A1:触れた直後であれば、直ちに石鹸と流水で爪の間まで入念に手を洗えば過度に恐れる必要はありません。ただし、触った手で目や口などの粘膜を触ったり、傷口に触れたりした場合は注意が必要です。万が一、数日から数週間後に激しい頭痛、発熱、首の痛み、知覚異常などの症状が現れた場合は、速やかに感染症科や総合内科を受診し、陸産貝類との接触歴を医師に伝えてください。
Q2:ナメクジに塩をかけると縮んで死にますが、あれはなぜですか?
A2:高濃度の塩分による「浸透圧」現象が原因です。ナメクジの体表は薄い皮膚と粘液だけで覆われており、塩をかけられると体内の水分が外側へ一気に引き出されて脱水状態に陥ります。小さく縮むのは水分が抜けたためであり、溶けているわけではありません。ただし、死骸の処理や衛生面を考慮すると、専用の駆除剤を使用するか熱湯をかける方法が推奨されます。
Q3:カタツムリの殻を誤って割ってしまった場合、再生することはありますか?
A3:殻の縁(成長線付近)の軽微な欠けやヒビ程度であれば、外套膜からカルシウムとタンパク質を分泌して数日から数週間で修復することが可能です。ただし、殻の奥深くまで粉砕されていたり、内臓組織が露出・損傷していたりする場合は修復が間に合わず死に至る可能性が極めて高くなります。
Q4:家庭菜園の野菜にカタツムリやナメクジがついていました。野菜は捨てなければいけませんか?
A4:野菜そのものを捨てる必要はありませんが、生食は避け、加熱調理(芯までしっかり熱を通す)を行うのが最も安全です。生で食べる場合は、流水で一枚ずつ葉の表面を念入りにこすり洗いし、寄生虫の幼虫や粘液を完全に洗い流してください。