キャンディーズ・スーちゃんの軌跡|田中好子さんが遺した愛と伝説
東京都足立区出身の田中好子さんは、東京音楽学院に入学後、同世代の伊藤蘭(ランちゃん)、藤村美樹(ミキちゃん)とともに1972年に「キャンディーズ」を結成しました。NHKの音楽番組『歌謡グランドショー』のマスコットガールとしてキャリアをスタートさせ、翌1973年9月に『あなたに夢中』でレコードデビューを果たします。
初期のキャンディーズにおいて、抜群の歌唱力と豊かな表現力を持っていたスーちゃんはメインボーカル(センター)を務めていました。その後、5枚目のシングル『年下の男の子』でランちゃんがセンターを務めるスタイルへと変化し、グループは大ブレイクを果たします。スーちゃんはセンター交代後もコーラスの要としてグループを支え、バラエティ番組『8時だョ!全員集合』などで見せる飾らない愛嬌と豊かなリアクションで、老若男女問わず愛される存在となっていきました。
ここで、昭和歌謡史に輝く主なキャンディーズのヒット曲年表を振り返ります。
- 1973年9月:『あなたに夢中』(デビュー曲)
- 1975年2月:『年下の男の子』(初のオリコンベスト10入り、大ヒットを記録)
- 1976年3月:『春一番』(春の定番ソングとして後世に語り継がれる名曲)
- 1977年3月:『やさしい悪魔』(作詞:喜多條忠、作曲:吉田拓郎による新境地)
- 1977年6月:『暑中お見舞い申し上げます』
- 1978年2月:『微笑がえし』(グループ最初で最後となるオリコン1位を獲得)