下戸とは?お酒が飲めない衝撃の理由と「鍛えれば強くなる」嘘と真相
自分がどの程度お酒を受け付けられる体質なのかを客観的に把握しておくことは、健康を守る上で欠かせません。もっとも手軽で信頼性の高い自己診断法として、日本医師会なども推奨する「エタノールパッチテスト」があります。
市販の消毒用エタノール(またはアルコール綿)を腕の内側に貼り、7分後に剥がして皮膚の色を確認します。剥がした直後に皮膚が赤くなっていれば「非活性型(完全な下戸)」、さらに10分後に見て赤くなっていれば「低活性型(お酒に弱い)」、変化がなければ「活性型(飲める体質)」と大まかに判定できます。
また、日頃の身体の反応からも簡易的にチェックが可能です。以下の項目に心当たりがあるか確認してみましょう。
- ビールコップ1杯程度の少量で顔や首筋がすぐに赤くなる
- お酒を飲むとすぐに心拍数が上がり、動悸が激しくなる
- 飲酒中に頭痛、吐き気、皮膚のかゆみ、全身のだるさを感じる
- お酒を飲んだ翌朝、少量でも激しい二日酔いや倦怠感が残る
- 両親のどちらか、あるいは両方がまったくお酒を飲めない
上記のうち複数の項目が当てはまる場合、ALDH2の低活性型または非活性型である可能性が極めて濃厚です。現在は数千円程度で自宅から郵送検査できるアルコール感受性遺伝子検査キットも普及しており、自身の正確な遺伝子タイプを事前に把握しておくことも有効な自己防衛策となります。