早稲田大学高等学院は留年が多い?政経推薦の熾烈な現実と真相を徹底解剖
受験生や保護者が最も戦々恐々とするのが、インターネット上の掲示板や知恵袋などで頻繁に語られる「学院は留年(原級留置)が多い」という噂です。結論から言えば、この噂は都市伝説ではなく紛れもない事実です。
学校側が公表する公式の進路統計や在校生・OBの証言を突き合わせると、1学年約480名(高校入試組約360名+中学部からの内進生約120名)のうち、各学年で毎年10名〜20名程度が留年を経験しています。3年間ストレートで卒業できず、4年かけて卒業する生徒、あるいは耐えきれずに他校へ転学する生徒が毎年のように一定数存在します。
なぜ、国内トップクラスの頭脳を持つ生徒が集まりながら、これほどの留年者が発生するのか。現場の取材から浮かび上がった理由は主に3点あります。
- 大学予科時代から続く「第二外国語」の厳格な単位認定:高1からドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語のいずれかを履修しますが、語学教員の多くが大学教員並みのシビアな基準で評価を下します。期末試験で赤点を取り、追試でも挽回できなければ即座に単位を落とします。
- 中間・期末試験での「下駄(下駄履かせ)」の一切ない絶対評価:進学校のように「補習課題を出せば救済される」という甘い仕組みは基本的に存在しません。出席日数不足や未提出物、試験の点数が規定に届かなければ容赦なく落第点がつけられます。
- 制服のない「極端な自由」による自己管理の崩壊:校則が事実上存在せず、服装も頭髪も自由。アルバイトや部活動、課外活動に熱中するあまり、勉強を完全に放置してしまう生徒が毎年必ず現れます。
自著やインタビューで学院時代を振り返る著名人OBたちも、「自由を満喫しすぎた代償として、突如目の前に突きつけられる留年通知の恐怖」を語っています。自由と責任が完全に表裏一体となっている点こそが、同校の最大のリアルです。