直流と交流の違いを徹底解説!なぜコンセントは交流でスマホは直流なのか
今注目を集めている 直流と交流の違いを徹底解説!なぜコンセントは交流でスマホは直流なのかについて、主要な情報をご紹介しています。
直流(Direct Current: DC)と交流(Alternating Current: AC)の最も根本的な違いは、「電流の向きと電圧が時間とともに変化するかどうか」に集約されます。
直流は、乾電池やリチウムイオンバッテリーのように、プラス極からマイナス極へと常に一定の方向へ電気が流れます。電圧の波形をオシロスコープなどで観測すると、時間軸に対して水平な一直線を描きます。電圧がブレないため、微細な論理回路を高速で駆動させる半導体チップにとって理想的なエネルギー源となります。
一方の交流は、電気の流れる向きと電圧のプラス・マイナスが規則的に反転を繰り返します。波形は滑らかなサインカーブ(正弦波)を描き、山と谷を1秒間に何十回も行き来します。この1秒間における反転サイクルの回数が「周波数(Hz:ヘルツ)」です。日本の電力網における周波数50Hz60Hz違いは、明治時代に関東の東京電灯がドイツのAEG社から50Hz発電機を、関西の日本電灯がアメリカのGE社から60Hz発電機をそれぞれ導入した歴史的経緯に起因し、現在でも静岡県の富士川と新潟県の糸魚川を境に東西で系統が分断されています。